ドッグフードが酸化することのデメリット
ドッグフードを保存する時に注意しなければいけないのが「酸化」です。
酸化したドッグフードは犬の体に悪影響を与えると言われています。
今回は、ドッグフードが酸化することのデメリットについて紹介していきます。
ドッグフードの酸化とは?
ドッグフードは、開封して酸素に触れた瞬間から酸化が始まります。
酸化とは、ドッグフードに含まれている油脂が酸素に触れることで変化することです。
ドッグフードが酸化するデメリットは以下です。
- 味・風味・匂いが変化する
- 栄養価が下がる
- アレルギー・病気の原因になる
味・風味・匂いが変わる
ドッグフードは酸化すると、味や風味が落ちてしまうので、犬の食いつきが悪くなります。
また、匂いも変わってしまうので、食べなくなってしまう可能性もあります。
犬は食べ物の匂いによって「おいしそう」と判断する生き物だからです。
酸化したフードは、酸っぱい匂いがしたり、触るとベタベタしているという特徴がありますよ。
栄養価が下がる
ドッグフードが酸化すると、本来得られるはずだった栄養価が得られなくなる可能性があります。
ドッグフードに含まれるビタミンなどの栄養素が壊れてしまうのです。
どんなに良いフードを選んでも、酸化させてしまったら意味がないのです。
アレルギー・病気の原因になる
酸化してしまった油は、「過酸化脂質」と呼ばれる悪玉コレステロールに変質します。
この過酸化脂質は、犬の体内に蓄積されていき、体の負担になってしまいます。
アレルギーの原因になったり、ガンや動脈硬化を引き起こす可能性があると言われています。
また、劣化したフードを食べることで、下痢や嘔吐・腹痛などを起こすこともあります。
フードが酸化しているとわかったらすぐに処分しましょう。