ドッグフードの正しい切り替え方
「フードを変えたら食べなくなってしまった」
「フードを切り替えたら下痢をするようになった」
新しいドッグフードにしたとたん、愛犬がフードを食べなくなったり、体調を崩したりすることありますよね。
それらはフードの切り替え方に問題があるかもしれません。
今回はドッグフードの正しい切り替え方について解説していきます。
1週間〜10日かけて切り替える
ドッグフードの切り替えは、1週間〜10日かけて行います。
今までのフードに、新しいフードを混ぜて、徐々に新しいフードを増やしていきます。
- 初日・・・新しいフード1:以前のフード9
- 5日目・・・新しいフード5:以前のフード5
- 10日目・・・新しいフード10:以前のフード0
少しずつ、新しいフードの割合を増やしていきます。
その間に下痢をしたりしないか、愛犬の様子をしっかり観察しましょう。
ゆっくり切り替える理由
①体の負担を軽減する
ドッグフードと言っても、フードによって使っている原材料や栄養価は違います。
いきなり違うフードにしてしまうと、お腹がびっくりしてしまい下痢や嘔吐をしてしまう可能性があるのです。
犬の体に負担がないように、ゆっくり新しいフードに慣れさせる必要があります。
②食いつきのため
警戒心の強い犬や、デリケートな犬だと、新しいフードを食べない場合があります。
せっかく新しいフードを買ったのに食べてくれなければ意味がありませんよね。
少しずつ新しいフードの割合を増やしていくことで、匂いや味に慣れさせて食べるようにすることができます。
切り替え中に下痢・嘔吐があったら?
ドッグフードの切り替え中に嘔吐や下痢があった場合は、まずはすべて元のフードに戻しましょう。
その後体調が安定してからもう一度挑戦します。
1回目よりも時間をかけて切り替えを行うと安心です。
もしも、下痢や嘔吐が治らず、元気もない状態であれば、すぐに動物病院に連れて行ってくださいね。