犬が1日に飲む水の量は？
水分は人間だけではなく、犬にとっても必要不可欠なものです。
しかし1日にどのくらいの量を与えれば良いかわからないと言う人も多いと思います。
今回は、犬が1日に飲む水の量と、水を飲まない時の対策について紹介していきます。
犬に必要な1日の水分量
犬が1日に必要とする水分は1kgにつき、50mlと言われています。
犬の体重(kg)×50ml
という数式で求められます。
3kgの小型犬だと150ml、30kgの大型犬であれば1500ml必要ということになります。
しかし、これはあくまでも目安の水分量です。
運動量が多い犬はそれだけ多くの水分を必要としますし、気温が高い日にもたくさん水を飲むでしょう。
また、ドッグフードから水分を摂取する場合もあります。
ですので、一概には水をこれだけ飲むという決まりはありません。
しかし、あまりにも少ない場合や多すぎる場合には注意が必要です。
水を飲まない時のリスク
水を飲まないと脱水症状や膀胱炎などの下部尿路疾患を引き起こすリスクがあります。
特に夏の暑い時期に水を飲まないと、熱中症になってしまい、最悪の場合死に至ることもあります。
水を飲みたがらない犬には、水を飲ませる工夫が必要ですよ。
水を飲みすぎる時のリスク
水を飲みすぎる場合は、病気の可能性があります。
犬の多飲多尿は、ホルモン異常で起こる場合が多いです。
例えば、甲状腺疾患や糖尿病などを発症している可能性があるので、気になる場合は一度動物病院を受診してみた方が良いでしょう。
もちろん、運動量が増えた場合やフードを変えた場合にも水を飲む量が増える可能性があります。
よく愛犬を観察して判断してみてくださいね。