犬を長生きさせるために飼い主ができること
「愛犬にいつまでも元気で長生きして欲しい」というのは犬を飼っている人全ての願いですよね。
犬の寿命はそれぞれ違いますが、飼い主の育て方や心がけで犬の寿命を伸ばすことができるでしょう。
今回は、犬を長生きさせるために飼い主ができることについて紹介します。
①健康診断を受ける
犬を長生きさせるために、動物病院での定期検診は必須です。
犬や猫は「痛い」ということを口にできませんし、隠そうとする生き物です。
病気の症状が出た時にはすでにかなり進行していた、というケースもあるので、できるだけ早めに病気を見つける必要があります。
健康診断を受ける頻度は年齢によって変わってきます。
- 子犬・成犬(1〜6歳)は年に1回
- シニア犬(7歳以上)は年に2回
シニアになると体のいろいろなところに不調が出てきます。
また、病気にもなりやすくなるので、年に2回程度健康診断に連れて行くようにしましょう。
②避妊・去勢手術
避妊・去勢手術を受けるのも犬の寿命を伸ばすポイントです。
避妊・去勢手術は、発情期のストレスをなくすだけではなく、生殖器疾患を予防するというメリットがあります。
メスは、避妊しないと子宮蓄膿症や乳がん・卵巣疾患になりやすいです。
オスは去勢手術することで、前立腺疾患や精巣腫瘍を防ぎ、マーキングやマウンティングを改善することができますよ。
③体重管理
犬を長生きさせるためにもう一つ大事なことは、肥満にさせないことです。
太っている犬は、太っていない犬に比べて2年以上も平均寿命が違うことがわかっています。
また肥満になることで、関節や心臓に負担がかかってしまいます。
適度な運動・バランスの取れた食事を心がけ、きちんと体重管理を行ってあげましょう。