ドッグフードに使われる添加物とは?①
ドッグフードにどんな添加物が使用されているか知っていますか?
健康志向が高まっている昨今、愛犬の食べるドッグフードにもこだわる飼い主さんが増えています。
今回は、ドッグフードの気になる添加物について解説していきます。
犬の体に負担になるものもあるので、しっかり注意して選んであげられるようになりたいですね。
添加物が使われる理由
まずは、ドッグフードに添加物が使用される理由をお話しします。
- 栄養を補う
- 風味や色をつける
- 劣化を防ぐ
- 加工する
①栄養を補う
ドッグフードの原材料表には、食材の他にビタミンやミネラルが記載されています。
これは天然の食材だけでは補えない栄養素を添加し、バランスを整えているためです。
②風味や色をつける
香料や着色料などで、フードに風味付けしたり香り付けするために添加物が使われることがあります。
香料によって犬の食いつきをアップさせることができます。
犬は目で見るよりも匂いで美味しそうと感じるため、着色料は購入する飼い主の印象をよくするために添加されると考えて良いでしょう。
③劣化を防ぐ
ドッグフードが劣化するのを防ぐために、保存料や酸化防止剤を使用します。
保存料は、細菌の繁殖を抑える効果があります。
ドッグフードは酸化すると味や風味が落ち、品質が変化してしまうので、そのために酸化防止剤を使用します。
それにより、賞味期限を伸ばすことができますよ。
④加工する
ウェットフードの水分を保持するために使われる保湿剤や、水と油を混ぜるために使う乳化剤など、加工の際に使用する添加物もあります。
添加物には合成添加物と天然添加物がある
添加物をチェックする際に参考にして欲しいのが、天然か人工かという点です。
合成添加物は、科学的に物質を合成して作り上げたもので、保存力は高いです。
しかし、中には発がん性が認められている危険な添加物もあるので注意が必要です。
対して、天然添加物は、その名の通り天然成分なので、犬の体にはやさしく、害が少ないと言われています。