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【コラム】犬に食べさせてはいけないものリスト

犬に食べさせてはいけないものリスト

愛犬が人が食べているものを欲しがることはよくありますよね。

可愛くおねだりされるとついついあげたくなりますが、人間には害がなくても犬にとっては危険な食べ物もあります。

最悪の場合、死に至る中毒を起こす可能性がありますよ。

今回は犬に与えてはいけないものについて解説していきます。

ブドウ・レーズン

ぶどうやレーズンは、犬が腎不全を引き起こす可能性がある食べ物です。

食べてから12時間以内に嘔吐・下痢・元気がなくなるなどの中毒症状が出て、その後脱水・排尿増加などが起こり、急性腎不全を引き起こします。

最悪の場合、死に至ることもあります。

特にぶどうの皮が危険と言われています。

ネギ・玉ねぎ・ニンニク

ネギや玉ねぎなどのユリ科の植物は犬にとって有害です。

ネギだけではなく、ニンニクやエシャロット、アサツキなども全て危険です。

このユリ科に含まれるアリルプロピルジスルファイドという成分が赤血球を壊してしまうと言われています。

症状は、胃腸炎・貧血・食欲不振・下痢・嘔吐などで、最悪の場合死に至ります。

加熱をしても成分は変わらないので、生はもちろん玉ねぎの入っている食品は全て与えないようにしましょう。

アボカド

アボカドに含まれるペルシンという成分が中毒を起こさせます。

アレルギー症状や胃腸炎、呼吸困難などの症状を引き起こすとされています。

多量に食べてしまった場合には、死亡してしまう恐れもありますよ。

チョコレート・カフェイン

チョコレートが犬にとって有害であることは有名ですよね。

チョコレートに含まれるテオブロミンが犬の中枢神経を刺激し中毒を起こします。

カカオの成分が濃いものほど強く中毒症状が出ます。

最近流行っているカカオ90%などの濃いものであれば少量でも危険です。

症状としては、嘔吐・下痢・元気消失・痙攣などがあります。

キシリトール

ガムに使われる人工甘味料のキシリトールも犬にとっては危険です。

犬が摂取すると、命に関わるほどの血糖低下が起こり、肝臓障害を引き起こし、最悪死に至ります。

中毒症状は30分以内に起こることがほとんどです。

アメリカのペット相談室によると、4.5キロ程度の犬では、たった一粒のシュガーレスガムでも中毒量に達するとのことです。