犬のフードローテーションのメリット・デメリット
愛犬に与えるドッグフードを定期的に変更する「フードローテーション」を知っていますか?
栄養の偏りを防いだり、食いつきの改善に効果があると言われています。
今回はフードローテーションのメリット・デメリットを紹介します。
フードローテーションのメリット
アレルギーリスクの回避
フードローテーションは、アレルギーのリスク回避になります。
同じフードだけを食べていると、アレルギー物質が体に蓄積されていき、ある日突然アレルギーを発症してしまうことがあります。
フードを一定の期間でローテーションしていれば、このようなアレルギーの発症を回避することに繋がります。
栄養の偏りを防ぐ
同じ総合栄養食であっても、フードによって使用している原材料や栄養バランスは同じではありません。
そのため、同じフードのみを食べさせ続けると、栄養が偏ってしまう可能性があります。
フードローテーションをすることで、バランスを整えることができます。
好き嫌いなく食べさせることができる
同じものばかり食べていると、その味に慣れてしまって他のフードを食べなくなることがよくあります。
しかし、そのフードが廃盤になってしまったり、病気になってしまった時に療法食を食べさせなければならなくなった時に食べてくれないと困ってしまいますよね。
フードローテーションで色々な味に慣れさせることで、好き嫌いなくフードを食べてくれるようになります。
フードローテーションのデメリット
胃腸に負担がかかる
フードの切り替えは、胃腸に負担になります。
慣れているフードから新しいフードに切り替える時に、お腹がびっくりしてしまって下痢や嘔吐をしてしまう犬もいます。
特に胃腸が弱ってくるシニア犬や、デリケートな犬には注意。
少しずつ前のフードに新しいフードを混ぜて切り替えていきましょう。
コストがかかる
コストのことを考えるのであれば、大容量のドッグフードを購入するのが良いです。
しかし、フードローテーションをするのであれば、一定期間で食べ切れる量を購入する必要があります。
大袋を購入して食べ切らないままフードを置いておくと、劣化して品質が悪くなってしまう恐れがあります。
小袋で購入するので、どうしてもコストはかかってしまいます。