犬のアレルギーの種類や症状
体を痒がる・下痢が続くなどの愛犬の症状に悩んでいる飼い主さんも多いと思います。
もしかしたら、なんらかの物質に対してアレルギーが出ているのかもしれません。
今回は犬のアレルギーの種類と症状について紹介します。
アレルギーの症状
犬がアレルギーになると、以下のような症状が出ます。
- 体を痒がる
- 顔・背中・耳の内側・肛門周辺に炎症が出る
- 軟便・下痢
- 嘔吐
皮膚に痒みを伴うケースや、下痢や軟便などの消化器症状が出るケースがあります。
犬の代表的なアレルギーを紹介します。
①食物アレルギー
食物アレルギーは、特定の食材に対してアレルギー症状が出てしまうことです。
ドッグフードに使われる原材料の中にも、アレルゲンになりやすい食材があります。
- 牛肉
- 鶏肉
- 小麦
- 大豆
- とうもろこし
- 卵
- 牛乳
基本的に初めて食べるものにはアレルギーはおきませんが、同じものを食べ続けることでアレルギーを発症するケースが多いです。
食物アレルギーの症状は、皮膚炎・下痢・嘔吐などです。
治療法としては、犬が何に対してアレルギーなのかを特定し、その食材を摂取しないことになります。
②アトピー性皮膚炎
犬のアトピー性皮膚炎は3歳未満に発症することが多い病気です。
発症すると、顔や脇の下、内股、耳などに痒みを伴う炎症を起こします。
アトピー性皮膚炎は、ダニ・花粉などのアレルゲンと接触することでアレルギー症状が出ます。
生活の中に潜むアレルゲンを取り除くことが第一の対策になります。
また、アトピー性皮膚炎と食物アレルギーを併発しているケースも多いですよ。
皮膚の痒みが強い場合はステロイドなどを使用する場合もあります。